2018-01-01から1年間の記事一覧

うちは学歴家族だ。 父は中大法学部首席で国家公務員になり、定年退職をしてからは弁護士の仕事をしている。 長男は日大法学部を出て中野区役所の職員。 その下の兄は京大法学部で裁判官を目指しているらしい。 母親は今は専業主婦だが、私が幼稚園ぐらいの…

憶測だけど、この家から抜け出したら、きっともっと意味のある色んなことができるようになるし、お酒に頼りすぎずきちんとした生活を送れるかもしれない。今日は手紙を書いて、裏面に今晩のメニューを立てる。

「あなたみたいな子を生むつもりはなかった」と言われてしまうような親の元に生まれる予定はなかった。

家を出る日までのカウントダウンが始まった。そしたら、ふと、心が軽くなって、我慢する必要がないことに気がついて、夜中の三時過ぎから冷房をガンガンに入れて寝ていた。最低だ。 飲み残したチューハイの缶を今朝、いつもと同じ駅前のゴミ箱に投げ入れて、…

両親は私のこと 好きなんだろうか ちゃんと生身の私で 好きと言ってくれるんだろうか きっと鼻から生身の私には興味がなかったように思える 自分たちのさせたいようにしたかっただけなんじゃないのか 私は生まれてきた玩具だ そしてかつ失敗作だ ここまで考…

兎に角、私は目立ちたかった。目立ちたくてこのブログを立ち上げ、LINEのタイムラインにリンクを貼り、Twitterで宣伝して翌日再RTをするなどしている。私は目立ちたがり屋なのだ。 綺麗な服を着て、夏は薄手の、丈が短いワンピースで白い肌を出す。見せびら…

学校に行けなくなってしまった中学二年生の夏、落ちこぼれのレッテルを貼り付けたのは紛れもなく両親だった。誰にいじめられるより、不気味な顔をされるより、陰口を叩かれるより痛かった。もう娘として、家族の一員として扱ってもらえないんじゃないか、っ…

唯一の両親と絶縁する。と思う。 感謝していることはもちろんある。金銭面が多いかな。うちは公務員家庭だから年収は多かったから。悪くいえば「金が解決してくれる」。 でも心まで救ってくれたことはない。学校をやめた時も、鬱病になった時も、摂食障害を…

点線

点は線にはならない。その逆も然り。 母親の腹から生まれた人間なのに、こんなに苦しい思いがあっていいんだろうか。相談は笑い話に変えてしまう。本当は日夜泣いているのに。 中学生以前までは末っ子長女として愛されていたと思う。厳しい父親には絶対公務…

今あの顔がもう一度見られたら私はどんなふうにして声をかけるだろうか 元気だった?わたしは元気だよ、でもずっと会いたかった、君を忘れた日は一日もなかった、いやそうでもなかったかも、時々君がいなくても生きていける自分に酔ったりしたけどそれでも恋…

誰かの常識

誰かにとっての常識は私にとっての非常識 だから私はいつまでも無知だ。 正直なところ、私は地位と名誉の高い公務員家庭に生まれたから、甘やかされて育ってきた部分もあれば、人としての品性を手厳しく教わりながら育てられた部分もある。 だから自分勝手な…

ミミズが死ぬ季節

ミミズが干からびて死ぬ季節になった。 一発目から闇の深さが全開、だって今、こんなに良い天気のはずなのに、落ち込んでいて途方に暮れているのだから。やり場の無さすぎる悲しみはトイレに流す訳にもいかずに、勢い余ってブログ開設。後々後悔するかも。し…