2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

うちは学歴家族だ。 父は中大法学部首席で国家公務員になり、定年退職をしてからは弁護士の仕事をしている。 長男は日大法学部を出て中野区役所の職員。 その下の兄は京大法学部で裁判官を目指しているらしい。 母親は今は専業主婦だが、私が幼稚園ぐらいの…

憶測だけど、この家から抜け出したら、きっともっと意味のある色んなことができるようになるし、お酒に頼りすぎずきちんとした生活を送れるかもしれない。今日は手紙を書いて、裏面に今晩のメニューを立てる。

「あなたみたいな子を生むつもりはなかった」と言われてしまうような親の元に生まれる予定はなかった。

家を出る日までのカウントダウンが始まった。そしたら、ふと、心が軽くなって、我慢する必要がないことに気がついて、夜中の三時過ぎから冷房をガンガンに入れて寝ていた。最低だ。 飲み残したチューハイの缶を今朝、いつもと同じ駅前のゴミ箱に投げ入れて、…

両親は私のこと 好きなんだろうか ちゃんと生身の私で 好きと言ってくれるんだろうか きっと鼻から生身の私には興味がなかったように思える 自分たちのさせたいようにしたかっただけなんじゃないのか 私は生まれてきた玩具だ そしてかつ失敗作だ ここまで考…

兎に角、私は目立ちたかった。目立ちたくてこのブログを立ち上げ、LINEのタイムラインにリンクを貼り、Twitterで宣伝して翌日再RTをするなどしている。私は目立ちたがり屋なのだ。 綺麗な服を着て、夏は薄手の、丈が短いワンピースで白い肌を出す。見せびら…

学校に行けなくなってしまった中学二年生の夏、落ちこぼれのレッテルを貼り付けたのは紛れもなく両親だった。誰にいじめられるより、不気味な顔をされるより、陰口を叩かれるより痛かった。もう娘として、家族の一員として扱ってもらえないんじゃないか、っ…

唯一の両親と絶縁する。と思う。 感謝していることはもちろんある。金銭面が多いかな。うちは公務員家庭だから年収は多かったから。悪くいえば「金が解決してくれる」。 でも心まで救ってくれたことはない。学校をやめた時も、鬱病になった時も、摂食障害を…

点線

点は線にはならない。その逆も然り。 母親の腹から生まれた人間なのに、こんなに苦しい思いがあっていいんだろうか。相談は笑い話に変えてしまう。本当は日夜泣いているのに。 中学生以前までは末っ子長女として愛されていたと思う。厳しい父親には絶対公務…